大町組とは?
神社の歴史
沼宮内稲荷神社は岩手県岩手郡岩手町沼宮内にある神社です。その歴史は神社の境内にあるたて看板に次のように記されています。
享禄元年(1528年)俵藤太秀郷六族の一人河村治部春秀、白掛の假城(東北本線元川原木踏切東南寄りの山腹)から氏神稲荷大神を奉じ北上川沿下、城山に居城を築きこの山下に稲荷神社を祀り、併せて沼宮内一帯を開拓した由である。その遺歴である手洗水石鉢には明和元歳の年号が尚明らかに昔の面影を残し畄めて居る。明治三年正月郷社に列したが惜しくも同三十五年五月四日当町大火に悉く類焼、昭和四年十月二日氏子総代柴田兵右衛門社殿を新築奉納現在に至る  社務所
年月とともに老朽化が進み、社殿を建て直すことになりました。
そしてついに平成20年9月、新社殿が完成いたしました。
秋祭りの歴史
沼宮内稲荷神社の例大祭が、毎年10月の第1金土日にあります。いつから始まったのかはっきりした記録のないお祭りですが、100年前ぐらいにはあったようです。例大祭には毎年南部風流山車5台(新町組・大町組・の組・愛宕組・ろ組)、太鼓屋台1台(北上川清流太鼓)、郷土芸能3団体(駒踊り・獅子踊り・七つ踊り)が参加しています。岩手県内の山車まつりの中でももっとも遅い時期のまつりです。
大町組の歴史平成17年 弓弭の泉
岩手町沼宮内の「大町商店街」といわれる中心商店街に拠点を置く大町組は、沼宮内稲荷神社例大祭に風流山車を奉納している団体の1つです。大町組の初奉納の記録は残っておりません。一時期参加を休んでいた時期があり、昭和49年に復活しました。それからほぼ毎年山車を奉納しています。近年わが組の山車はすべて組員の手で作られており、南部風流山車の基本の型を継承しております。
山車小屋は通常9月初〜中旬に街の駅「よりーじゅ」内の広場に建てられます。

TOP

inserted by FC2 system